鈴木 康之
日本経済新聞出版社
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*感想
・文章は書くものでなく読んでもらうものである.
物乞いの立て札の喩えが心に留まった.
ある物乞いが「わたしは目がみえません」と書かれた札を立てていたが,通行人からの施しは僅かだった.しかし,「春はまもなくやってきます.しかし,私はそれを見ることができません.」という文章に変えた途端にコインの雨が降り注いだ.
この言葉には,人に訴えかけ,憐れみを乞う力があった.目的を果たしてこその言葉である.
文章は読む人がどう思うのか,どう思わせたいかを考えるものである.
・書き上手になろうと思うな.聞き上手になれ.
・ヒトと同じことを思い違うことを考える.
・良い文章は幕の内弁当のようである.