*感想
京都を舞台にした川端康成の名作。
川端康成は,「伊豆の踊子」,「雪国」を既に読んでいる。「雪国」の世界観はすごく好きだが,「伊豆の踊子」はちょっと爽やか過ぎて嗜好には合わないと思っていた。この「古都」は,私の中で川端康成の位置が決まる試金石。
・・・結論から言うとあんまり好みではなかった。
たしかに長さもちょうど良いし読みやすい文章だしサクサク読めたけども,特別に心に残った部分がない。
この本は古都・京都の美しさを描くのが主目的だと後ろの解説に書いてあったが,大学が京都でサークルが京都研究会の私は京都に馴れすぎていて感動が薄れたのかもしれない。これがパリとかウィーンを舞台にしていたら,描写の美しさに心打たれてたのかも。
あと川端康成で気になってるのは「抒情歌」、「禽獣」、「眠れる美女」だけど・・・しばらく放置かな。死ぬまでには読もう。


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